情報配信サービスを開始します

障害のある方への適切な情報提供を目的として、プッシュ通知配信サービスを開始することになりました。

スマートフォンのホーム画面に表示されるプッシュ通知のイメージ

スマートフォンのホーム画面に表示されるプッシュ通知のイメージ

◆ プッシュ通知配信サービスとは

ミライロIDのユーザーに対し、自社の商品等の情報を告知できるサービスです。身体障害、精神障害、知的障害と3つの障害種別で分けて配信することが可能となっています。配信する側は対象を絞ったアプローチができ、受け取る側は自分に合った情報を取得することができます。

ミライロIDのお知らせページに表示されるイメージ

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◆ 本サービス開始の背景

「取り組みやサービスを当事者に直接届けたい」という企業の願いを叶える

店舗のバリアフリー化、スタッフのユニバーサルマナー検定(※1)の受講、Bmaps(※2)によるバリアフリー情報の発信などを通して、環境・意識・情報の面から、バリア解消に取り組んでいる企業はたくさんあります。また、近年、数多くの企業が、障害のある方に向けた商品やサービスを提供しています。
一方で、適切な情報発信ができないという課題がありました。

そこで、弊社は、2020年7月1日より「ミライロハウスTOKYO(※3)」を運営し、ダイバーシティ&インクルージョンに関する情報発信と交流の場を提供しています。さらに、この度、ミライロIDにおいてプッシュ通知配信サービスを開始しました。これにより、リアルに加え、オンラインでも障害のある方への適切な情報提供が可能となりました。

「情報が入ってこない」という障害当事者の課題を解決する

ミライロハウスTOKYOをオープンさせるにあたり、障害のある方に調査をしたところ、「学びの場」と「触れる機会」の情報が入ってこないと回答した人が大勢いました。特に、福祉器具やユニバーサルデザインの製品を利用する・体験する機会については、169人の内53%が、「どこでどのような体験ができるのか情報が入ってこない」と答えました。

また、情報収集源に関しても調査を行ったところ、「ネット検索」や「SNS」と回答した割合が非常に多く、情報が溢れる現代においても障害のある方は、積極的に情報を探していることがわかりました。このような当事者の声を受け、ミライロIDのユーザーに適切な情報を提供したく、本サービスの開始に至りました。

【棒グラフ】「福祉器具やユニバーサルデザインの製品情報を普段どのように情報収集していますか?」という質問に対して、183名が回答した結果(複数選択可)。結果はネットが64%、SNSが43%、イベントが30%、家族や友人、知人からの紹介が29%、企業のホームページが23%、動画サイトが16%、メールマガジンが15%、テレビが14%、新聞や雑誌が11%、セミナーが8%、ラジオが2%、その他が9%です。

※1 ユニバーサルマナーの実践に必要な「マインド」と「アクション」を体系的に学び、身につけるための検定
  https://www.universal-manners.jp/
※2 施設や店舗のバリアフリー情報を共有できるアプリケーション
  https://www.bmaps.world/
※3 丸井錦糸町店5Fにて運営
  https://www.mirairo.co.jp/mirairo-house

◆ 配信企業、募集中

ミライロIDにて、プッシュ通知配信をされたい企業を募集中です。障害のある方への情報提供をご希望の場合、詳細は下記までお問合せください。

info@mirairo-id.jp (ミライロID 運営事務局)