鉄道事業者初!ミライロIDとの連携によりJR四国のチケットアプリで障害者割引きっぷの購入が可能に!2024年11月18日よりサービスを開始します
株式会社ミライロ(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:垣内 俊哉、以下「ミライロ」)が運営するデジタル障害者手帳「ミライロID」と、四国旅客鉄道株式会社(本社:香川県高松市、代表取締役社長:四之宮 和幸、以下「JR四国」)のチケットアプリ「しこくスマートえきちゃん」(以下、「スマえき」)は、アプリ間連携に向けて、これまで開発を進めてきました。
そして、このたび、2024年11月18日から連携サービスの提供を開始することが決まりました。それぞれのアカウントをあらかじめ連携させておくことで、「スマえき」から障害者割引を適用したきっぷが購入できるようになります。
「ミライロID」は、障害者手帳をデジタル化することで、障害者と事業者、双方の負担軽減に2019年7月から取り組んできました。2020年6月には、民間活用の第一号としてマイナポータルAPIから情報を取得し、マイナポータル・マイナンバー制度が実現する利便性の高い公平・公正な社会基盤の構築にも貢献しています。また、約10の事業者とのAPI連携によって、より一層の利便性の向上に努めています。
今回、新たに、「ミライロID」から「スマえき」に障害者手帳情報を提供することで、オンラインでの障害者割引きっぷの販売を可能にしました。「ミライロID」とのアプリ間連携による障害者割引の適用は、鉄道事業者初の取り組みとなります。
今後も、本件のような連携を推し進め、「ミライロID」はライフプラットフォームとして、障害者の社会経済活動への参加を後押ししていきます。
ミライロID考案者のコメント
・株式会社ミライロ 代表取締役 垣内 俊哉
2024年4月1日に、改正障害者差別解消法が施行されました。それにあたり、国土交通省は事業者に向けて、「環境の整備」と「合理的配慮の提供」を両輪として進めることが重要であるとの指針を発表しました(※)。障害者のニーズへの個別対応という意味合いが強い合理的配慮の前になされるべきものが、環境の整備です。
今回、「ミライロID」と「スマえき」の連携によって、環境の整備が可能となりました。この連携サービスが、障害者の鉄道利用におけるスタンダードとなり、多くの人の豊かな生活につながることを願っています。
※ 国土交通省所管事業における障害を理由とする差別の解消の推進に関する対応指針
詳細はこちら:https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/barrierfree/content/001733879.pdf
デジタル障害者手帳「ミライロID」について
障害者手帳を所有している方を対象としたスマートフォンアプリです。ユーザーは、障害者手帳の情報や求めるサポートの内容などを登録でき、「ミライロID」を本人確認書類として認めている事業者において割引が受けられます。
また、クーポン提供やチケット販売、広告掲載、他サービスとのAPI連携も行っています。さらに、オンラインショップ「ミライロストア」をアプリ内に開設し、障害者やその周りの方に必要となる商品を届けています。
「ミライロID」公式サイト:https://mirairo-id.jp/
チケットアプリ「しこくスマートえきちゃん」について
お手持ちのスマートフォンから「いつでも・どこでも」、「キャッシュレス」できっぷが購入でき、きっぷ画面を駅係員や乗務員に提示するか、高松・高知・松山駅に設置された「スマえき」対応改札機にかざすだけで列車に乗車できるJR四国のチケットアプリです。
クレジットカードやPayPayでの決済に対応しており、時間や場所を問わずにスマートフォンからキャッシュレスできっぷを購入することができます。またスマートフォンできっぷ画面の提示ができるので、事前に紙のきっぷを発券することなく列車に乗車することができます。
※毎日2:00~4:00はメンテナンス時間のため、ご利用できません。
「しこくスマートえきちゃん」:https://www.jr-eki.com/smart-eki/
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